共産主義思想を体系化したカール・マルクスはユダヤ人で、父はユダヤ教のラビ、母はオランダ出身のユダヤ教徒だった。マルクスが6歳の時を前後して家族全員がキリスト教プロテスタントに改宗。その理由は当時のプロイセン王国での反ユダヤ主義の強まりが背景にあったと ...
筆者は、高校生時代にマルクス主義に魅了された。しかし、それは日本共産党系の正統派マルクス主義でもなければ、新左翼過激派のトロツキズムなどの世界革命や暴力革命を慫慂(しょうよう)する思想でもなかった。筆者が魅力を覚えたのは、戦前から ...
ソ連国家は「科学的無神論」を公認のイデオロギーに定めた。科学ならば、理性を基準に無神論を国民に納得させるという啓蒙が活動の中心になるはずだ。しかしソ連国家は「科学的無神論を信じよ」という宗教的アプローチを取った。ロシア共産主義は ...
「実践は我々に語る。中国共産党はなぜ有能なのか、中国の特色ある社会主義はなぜ良好なのか、結局は、マルクス主義が素晴らしいから、もっと言えば、中国化、時代化したマルクス主義が素晴らしいからなのだ。マルクス主義の科学的理論指導を有して ...
マルクス経済学とは、主にカール・マルクスが自身の著書「資本論」で説いた思想を指します。資本主義の崩壊を予言した点や剰余価値説を提唱した点などが特徴です。 本記事では、マルクス経済学の概要について、簡単にわかりやすく解説します。
中国はマルクス・レーニン主義を信奉し、社会主義建設を進める国だ。中国は一方で、儒教など自国の伝統文化を尊重している。両者に矛盾はないのか。写真は儒教の開祖である孔子の生まれた曲阜尼山。 「怖がらないで、自殺です」=25歳女性が残した ...
すべての悪を撲滅するわけではないが真の利益に向けて、行動し続けることが重要なのだという内容のガブリエル氏の返答は、僕の耳にはあまり歯切れよく聞こえなかったが、質問が大きすぎるので、短時間では答えられないという事情を含んでの回答だっ ...
米国のドナルド・トランプ大統領と親しい関係にある共和党の活動家、ローラ・ルマー氏が、新たに選出された教皇を「マルクス主義者」と非難した。 ルマー氏は8日(現地時間)、自身のX(旧ツイッター)アカウントにこの内容の投稿を行った。アメリカ ...
米国では、リベラルな価値観に反する言動をした人物を社会的に抹殺する「キャンセル・カルチャー(消去文化)」が吹き荒れている。それが最も顕著なのが大学だ。その象徴的な事例がペンシルベニア大学法科大学院のエイミー・ワックス教授を巡る騒動 ...
世界中で大きな変化が起こり始めている今だからこそ、資本主義の未来について、哲学者マルクス・ガブリエル氏の言葉を直に聞こう―― 5月6日(土)13時よりマルクス・ガブリエル氏が「新時代を読み解く“倫理資本主義”の本質」とその展望を伝える。