文部科学省の松本洋平大臣は2025年11月25日の会見で、高校教育改革を支える新たな基金を創設し、改革を先導するパイロットケースを創出する方針を示した。補正予算案には文部科学省分として過去最大規模となる約1兆6,000億円を計上した。
文部科学省は28日、高校教育改革に関するグランドデザイン(基本方針)の骨子を取りまとめた。人口減少や人工知能(AI)の普及で社会が激変するなか、他者と協力する力など「AIに代替されない力」を伸ばす。理系人材や地域産業の担い手を育てる環境整備も盛り込ん ...
政府は11月28日、臨時閣議を開き、総額18兆円余りに上る補正予算案を閣議決定した。文部科学省関係では、先駆的に人材育成に取り組む「改革先導校」を全国に設置する高校教育改革に向け約3000億円の基金を創設するなど、総額1兆6091億円を計上した。
文部科学省 は28日、高校教育改革の基本方針(グランドデザイン)の骨子を公表した。改革を進める都道府県の取り組みを、基金や交付金で支援する。今後、松本洋平文科相を中心としたタスクフォースで詳細を詰め、年度内に固める方針だ。
松本洋平 文部科学相は1日、報道各社のインタビューに応じ、文科省が2025年度内に策定する「 高校教育改革 に関するグランドデザイン」について、公立高校の統廃合の方向性は盛り込まないとの考えを示した。主なやりとりは次の通り。
紙とデジタルの「ハイブリッド教科書」、子どもの集中力に悪影響も…「デジタル漬け」で視力悪化の懸念 ...
学校の働き方改革の進捗状況を可視化する目的で、デジタル庁は11月27日、文部科学省が行っている「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」を基にした「学校における働き方改革に関するダッシュボード」をホームページに公開した。
令和7年度補正予算案の閣議決定、高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン(仮称))骨子の公表、グランドデザインの検討における、いわゆる理系人材の育成や専門高校における人材育成等に関する目標設定、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会に対する補正予算による開催支援および組織委員会への期待、いわゆる「はどめ規定」撤廃を求める署名提出の受け止めおよび「はどめ規定」の必要性、「AI for ...
10月に就任した松本洋平文部科学相は1日、報道各社のインタビューに応じ、理系人材の不足解消などに向けて「大学教育の構造改革に取り組む必要がある」と述べた。「大都市にある大規模大の文系学部に学生が偏っており、今のままだとさらに偏りが進行することが予想さ ...
文部科学省は27日、公立中学校の部活動改革に関する有識者会議を東京都内で開き、部活動運営の新たな指針案を大筋で了承した。指針を12月上旬に公表する。地域展開(地域移行)の受け皿となるクラブ活動の公的な認定制度を設けることなどを盛り込んだ。保護者負担の ...
文部科学省の学校基本調査で特別支援学校(特支)中学部の卒業者数を除外した18歳人口を使って大学進学率を算出していた問題を巡り、文科省は5日の衆院文科委員会で、公表されている1954~2024年度の71年間に除外された特支卒業者の総数が約46万人に上る ...
文部科学省の学校基本調査で特別支援学校(特支)中学部の卒業者数を除外した18歳人口を使って大学進学率を算出していた問題について、松本洋平文科相は2日の閣議後記者会見で「必ずしも適切ではなかった」と述べ、集計方法の見直しを指示したと明らかにした。