コメにまつわる状況について伝える3回シリーズ。初回はこの秋の生産者や流通業者についてです。米価高騰の裏には業者による集荷競争がありました。 ■「宝くじに当たったよう」生産者の秋 ...
それを米卸が精米し、スーパーに並ぶと店頭価格が5キロ4500円前後、銘柄によって5000円を超える。これでは高すぎて売れない。パンや麺に流れ、コメの消費は8カ月連続で前年割れだ。
柿の木に残されたクマの爪痕。山と人里の境界にある農地や山林が荒れ果て、クマやイノシシの侵入を許すことも 第1回【コメ価格「5キロ4316円」で最高値を更新…「おこめ券」が解決につながらない根本的な理由 コメ農家が危機感をあらわにする「2文字 ...
コメの価格がいまだ高騰しているのに、大増産せず、また価格にも介入しないと発言した鈴木憲和農水相に批判が集まっている。しかし、現役農家のSITO.さんは「コメは需要に応じて生産しなくては価格の大暴落を招き、離農の原因になる。また価格は市場原理に任せる必 ...
米価はコストを賄えないと農業界は主張するが、それは小さな規模の農家のことだ。戸数では多数の5ヘクタール未満のコメ農家の時給はマイナス470円だが、供給量の太宗を占める15ヘクタール以上層の時給は2000円を超える。米価が高騰する前の2018年でも30 ...
農業担い手大交流会(佐賀県農業会議主催)が26日、佐賀市で開かれた。若手農家らは、県外の生産者による基調講演で規模や販路の拡大、法人化など経営発展の事例を学んだほか、県内の先進農家に経営や栽培技術について相談し、助言を受けた。 基調講演で、小ネギの水耕栽培から販売まで手がける上原グループ(大分県国東市など)の上原隆生会長が「持続的経営を行うには通年雇用の実現が必須。収穫回数が多く、通年需要があった ...
「古古古米」が2025年の新語・流行語大賞にノミネートされた。小泉進次郎前農水大臣による備蓄米放出で価格は落ち着いたかにみえたが、再び価格は上昇し、いまも最高値を更新するなど庶民の暮らしには赤信号が灯ったままだ。 しかし実は今秋からコメ ...
主食用米の生産量の統計調査について、2027年産から調査対象面積を水稲作付面積の1割(約13万ヘクタール)にまで拡大する方向で農林水産省が調整していることが25日、判明した。直近の24年産では主食用の作付面積126万ヘクタールのうち、約2000ヘクタ ...