インフルエンザにかかった後、肺炎を発症して入院治療を受けなければならない患者さんが一定割合存在します。「インフルエンザ後肺炎になる人とならない人の違い」について考察します。

「喉が焼けるように痛い」「子どもが咳をし始めた」「家族中が胃腸炎でダウン」──そんな声がこの秋、全国で相次いでいる。今年は、新型コロナウイルス感染症、百日咳などの感染症の流行があったほか、インフルエンザの流行も例年より早い。

福井県内で季節性インフルエンザの感染者が増えており、県の注意報が発令されている。感染症に詳しい福井大学医学部附属病院の岩崎博道教授は今シーズンの特徴として、例年より流行入りが早いだけでなく、2種類のA型のウイルスが国内で同時に流行 ...