1978年3月、空港建設反対の過激派に占拠された当時の管制塔＝成田空港 開港直前の1978年3月に建設反対の過激派による占拠事件のあった成田空港の旧管制塔が、老朽化のために2018年にも撤去されることが決まった。66年に空港の建設 ...

開港の2カ月前、世界に衝撃を与える事件が起きた。もともとの開港予定日を4日後に控えた1978年3月26日、空港反対を訴える活動家が管制塔を占拠したのだ。 破壊された管制室には旗が翻り、ヘルメットの活動家たちが気勢をあげた。屋上へ逃げた管制官たち ...

1978（昭和53）年7月18日、日本の玄関口の新たな空港を専門に警備する部隊、新東京国際空港警備隊が千葉県警に発足した。通称・空警隊、現在の成田国際空港警備隊だ。発足のきっかけは約4カ月前に発生した成田空港管制塔占拠事件。

成田空港に近接する芝山町の航空科学博物館で、同空港に勤務する航空管制官が、実際の離着陸機の動きに合わせて、管制塔からパイロットにどのような指示が出ているか解説する実況イベントが開かれた。 同館5階の管制卓などの機器が並ぶ展望展示室で ...

成田空港（千葉県）の年間発着枠の上限が10月に30万回から34万回に引き上げられる。訪日外国人など増加する航空需要の取り込みに向け、2029年には3本目の滑走路を新設し、将来的には年間50万回を目指す。ただ、成田が「第2の開港」を果たすまでには多く ...