米大リーグ(MLB)はイチローさんや大谷翔平選手の活躍で、今や日本のプロ野球に負けない人気だが、「その礎をつくった男」と呼ばれる人がいる。戦後間もない頃から、大リーグの試合をラジオで聞き、地道に米球界に人脈を築いた西脇市出身の歯科医、故・今里純さんだ ...
全国各地の戦争体験者の声をつないで、80年前に何があったのかを伝えられないか―。賛同する地方紙20社で証言を集め、記事を共有し、各紙に掲載した。貴重な体験談を広く届けられたと考えている。
北陸三県グルメ対決の最終回です。絶品の「海の幸対決」、そして変わった「ご当地ライス対決」に続き、今回は「昭和のラーメン対決」。ラーメン好きの方は大変お待たせしました。北陸三県を代表する老舗のお店に訪問し、その歴史と絶品料理をご紹介したいと思います。2 ...
「斜陽産業」で苦しむ創業125年の老舗マッチメーカーが再起をかけて、若年層を狙う新ブランドを立ち上げた。「この会社、大丈夫?」と不安にかられた新入社員らが開発の中心を担った。 桃、燕(つばめ)、パイプ……。中高年なら箱の印でピンとくるだろう。 兵庫県 ...
若松港(北九州港響灘地区)の軍艦防波堤は、正式名称は「響灘沈艦護岸」と言い、連載の「上」で記した通り旧日本海軍の駆逐艦を防波堤として再利用した事例の一つである。ここには駆逐艦「柳(初代)」「冬月」「涼月」の3隻が沈設され、港湾を守る機能を担った。
大江健三郎にとって「戦後民主主義」とは何であったのか。大江は「戦後民主主義者」だったのか、あるいはその批判者だったのか。この問いは、これまで多くの大江論者を躓かせてきた。大江の場合、エッセイと小説とが乖離しているように見えるのが、その一因である。『厳 ...
定年退職したサラリーマンらが、東京大空襲など戦争被害の証言をまとめた映画「戦争の記憶の一片(かけら)を集めて」と「東京大空襲とすみだ」の2本が、「すみだ生涯学習センター」(東京都墨田区東向島2)で上映される。7日に「一片」上映と製作した人たちのトーク ...
2025年6月13日に開催した、日本生活協同組合連合会 第75回通常総会で採択された「2025年 わたしたちの平和宣言 (*2)」のもと、コープ共済連は今後も、平和と安心の社会づくりに積極的に取り組んでまいります。
「五輪史上最悪の悲劇」として記憶される事件に、森行成(ゆきしげ)(83)は共同通信の記者として居合わせた。 1972年9月5日、ミュンヘン五輪(当時西ドイツ)の選手村。イスラエル選手団がパレスチナゲリラに襲われ、11人が射殺された。
いまどきの工場見学は、ただの社会科見学ではない。ワクワク感やお得感を楽しめる人気スポットであり、企業のこだわりや技術力、現場ならではの工夫に触れられる貴重な場だ。この連載では、実際に工場を訪れ、見学… ...
2025年のノーベル賞の授賞式が日本時間の11日にスウェーデンのストックホルムで開かれる。大阪大学の坂口志文特任教授と京都大学の北川進特別教授が受賞する。ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言で1901年に始まった世界で最も権威がある科学賞は、自然や生命の根源的な謎を解き明かした重要な研究成果に与えられてきた。ノーベル賞の歴史と、栄冠に輝いた研究が科学や社会に与えた影響を振り返る。
戦争の激化に伴い、生産力が低下すると、生徒たちは学徒動員で名古屋市や横須賀(神奈川県)、呉(広島県)、諏訪の各地域などに派遣された。同校自体も終戦までの5カ月間、豊川海軍工廠(こうしょう)を招致し、軍需工場となった。