一般に、究極のパフォーマンスを発揮するAIアプリケーションを必要とする企業が利用できる唯一の選択肢は、カスタムハードウェアだといわれている。GPU(Graphics Processing Unit)をセールスポイントとして大きく躍進しているNVIDIAのような企業もある。
一般的に機械学習の演算処理には並列計算が得意なGPUが使われます。しかし、Geminiなどを開発するGoogleは、より機械学習に最適なTPUを自社で開発しています。GoogleのTPUとGPUは何が違うのか、そしてGoogleがTPUを使い続ける戦略とはどういうものなのかについて、AIスタートアップの元CEOであるリハード・ジャーク氏が解説しています。