東京電力は25日、福島第一原子力発電所2号機の溶融燃料(デブリ)の試験的取り出しについて、今年度末に予定していた3回目の着手を、2026年度に延期すると発表した。初めて投入する取り出し装置「ロボットアーム」に付けるカメラの放射線へ ...
デブリの撤去は、廃炉の最難関とされる。東電はプールに保管していた使用済み核燃料の搬出が終わった3号機を優先し、大規模な取り出しの工法を検討。今年7月、原子炉の上と横からデブリにアクセスする工法を採用すると発表した。 原子炉建屋上部に ...
東京電力福島第1原発1、3号機は炉心溶融を起こし、広大な地域に放射能をまき散らした。あれから14年半。東京電力は、炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)を取り出す計画だが、どこまで進んでいるのか。これまでの歩み、この先の計画とともに報告する。