食物繊維が豊富な日本型の食事、いわゆる「和食」が、パーキンソン病の運動症状の進行抑制につながっているのではないかとする、中部大学などの研究グループによる論文が「Journal of Neural Transmission」に掲載され、プレス ...
アスリートの乱れた食行動が摂食障害のリスクを高めることが知られている。しかし、問題はそれだけでなく、怪我のリスク因子として捉えるべきであるとする論文が発表された。米国のエリートアスリートを対象に、縦断的デザインで行われた研究の結果として報告 ...
マラソンランナーやサイクリストはレース中に自身が摂取している炭水化物の量を、実際の摂取量よりも多く見積もっているようだ。トルコ開催の国際大会に参加したTier2のアスリートを対象とする研究で明らかにされた結果であり、レース前の睡眠や不安とレ ...
学校給食の無償化が、子どもたちの高血圧を減らす可能性を示唆するデータが米国から報告された。無償化を導入した学校では、血圧高値に該当する生徒が5年間で11%近く減ったと推算されるという。ワシントン大学などの研究者らの研究結果で、米国医師会のジ ...
女性が妊娠中に高タンパク/低GIの食事を摂っていると、生まれた子どもが18歳に成長した時点でのBMIが有意に高くなる可能性が報告された。デンマークの出生コホートの大規模データを用いて行ったエミュレーションターゲット研究によるもの。これまでは ...
非感染性疾患(NCD)のリスク抑制に有用な、栄養バランスの良い食事、朝食欠食の少なさ、野菜摂取という3要素で規定される「健康的な食生活」が、適正体重の維持につながる生活習慣や、米飯の摂取頻度の高さと関連していることが報告された。園田学園大学 ...
超加工食品の摂取量の多さとフレイルリスクの高さとの間に有意な関連があり、この関連は一時点のみでなく、16年以上追跡しても有意性が維持されていたとする研究結果が報告された。著者らは、超加工食品の摂取が全身性炎症を惹起するといった経路で、フレイ ...
血圧管理のための「減塩習慣の推進」は心血管疾患(CVD)リスク抑制を目的とする公衆衛生対策の柱と言える。その減塩習慣が、CVDのもう一つの主要なリスク因子である肥満の抑制にも役立っている可能性が報告された。園田学園大学人間健康学部の木林悦子 ...
国内の大学生アスリート1万人以上を対象に行った横断調査により、突然心停止(SCA)の関連因子が明らかになった。本人の失神の既往歴と、血縁者に心不全罹患者がいることが、それぞれ独立して(SCA)に関連しているという。慶應義塾大学医学部スポーツ ...
夕食を遅い時間帯に摂る習慣が、腎臓病でない人の蛋白尿の有病率と関連していることが報告された。有意な関連は、とくにBMIが高くない男性に認められるという。りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)腎臓内科の村津淳氏らが行った横断研究の結果であ ...
どなたでも無料で参加可能な報告会を12月13日(土)に開催 子どもの体力・睡眠・食習慣など最新データで現状と未来を知る 神奈川県立保健福祉大学、横須賀市教育委員会、味の素株式会社は、横須賀市の児童生徒の健康と体力向上を目的とした産学官連携 ...
歯周炎に対する通常の治療に、プロバイオティクスを用いることで、歯周ポケットの深さなどの歯周炎の重症度指標の改善が促進されるとする、パイロット研究の結果が報告された。また、プロバイオティクス摂取とともに、抗炎症作用を強化するように個別化された ...