国際政治学にリアリズムを確立した米国のモーゲンソー(1904~80年)は、外交に必要な資質として「慎慮」を重視した。単なる慎重姿勢ではなく、行動の先に生じる結果を冷静に見通す知的能力を指している。
【読売新聞】 【ワシントン=池田慶太】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、新設の「FIFA平和賞」を米国のトランプ大統領に授与した。パレスチナ自治区ガザの和平に向けた外交努力などを功績に挙げた。英BBCが「FIFAの政治的中立を脅か ...
木原稔官房長官は5日の記者会見で、ワシントン条約締約国会議の本会議でウナギの国際取引規制強化案の不採択が確定したことを受け、日本による説明や各国との良好な2国間関係が「多くの支持につながった」と述べた。その上で「ウナギ資源の適切な管理の充実にさらに取 ...
今後の国際情勢において、インドや中東、アフリカが台頭する中、米中の影響力は依然として強い。特に台湾問題が米中対立の焦点となり、アメリカの対応が日本の安全保障に影響を与える可能性がある。日本は同盟関係を強化し、経済的相互依存を深めることで、戦争を回避す ...
高市首相の台湾有事を巡る発言に中国が強く反発し、緊張感が高まっています。今後日本はどう対応するといいでしょうか。入山先生は「中国の牽制に過剰反応せず、粛々と、淡々と対応するのが良い」と話します。
国際政治学者たちは、2040年の世界情勢を予測する中で、アメリカの衰退と中国の台頭が重要な要因として浮上している。アメリカは移民や研究開発予算の削減により国力が低下し、外交方針も抑制主義へ移行。これに対し、中国は技術革新や軍事力の強化を進め、国際的な ...
【読売新聞】 【北京=吉永亜希子、パリ=上地洋実】中国の 習近平 ( シージンピン ) 国家主席は4日、訪中したフランスのマクロン大統領と北京で会談し、「歴史の正しい側に立つべきだ」と呼びかけた。習政権はこれまで、「台湾などの中国へ ...
【ヤンゴン共同】ミャンマー軍事政権が今月下旬から総選挙を実施するのに先立ち、バンコク在住でミャンマーの人道支援に携わる井本勝幸さん(60)=福岡市出身=らが11月にオンラインで実施した民意調査の結果が4日、分かった。軍政に批判的な市民ら3万 ...
衆院政治改革特別委は4日、企業・団体献金の規制強化のため国民民主、公明両党が提出した政治資金規正法改正案と、 自民党 の対案を巡り、与野党が意見表明。規制強化や禁止を求める野党と、透明性向上や公開を重視する 自民 の間で隔たりは埋まらなかった。
高市早苗首相が代表を務める自民党支部が昨年、企業から政治資金規正法が定める年間上限額を超える寄付を受けていたとして、神戸学院大の上脇博之教授が高市氏らに対する同法違反容疑の告発状を奈良地検に送付したことが4日分かった。
ウクライナ紛争の停戦は未だ実現せず、パレスチナ自治区ガザではイスラエルによる空爆が続いています。戦乱に終わりが見えないなか、中国、ロシア、北朝鮮の首脳が天安門の楼閣上で並び立った姿は、西側諸国が形づくった国際秩序が崩れているさまを実感させました。混沌 ...