米AWSが、AI(人工知能)半導体で一強が続く米NVIDIAからの依存脱却に布石を打った。米ネバダ州ラスベガスで開催した年次イベント「AWS re:Invent 2025」で独自設計のCPU(中央演算処理装置)「AWS Graviton」やAIチップ「AWS Trainium」の次世代版を相次いで発表。自社製チップへの傾倒をより強めた格好だ。
ビジネスでの生成AI活用が進む中、特にコーディングエージェントの進歩が著しい。AWSの年次イベントで語られた内容を基に、AI時代におけるエンジニアの役割の変化と、急速にあいまいになりつつあるビジネス職との境界線について考察する。