11月初旬、久々に鳥取県境港市を訪ねる機会を得た。境港と言えば、風光明媚な白砂青松の弓ヶ浜半島を連想するが、この半島は別名、夜見ケ浜とも言う。「夜見」は「黄泉」にも通じ、この半島は「死と神の通い路」といった領域を表すとも言われてきた。